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 オンサイト個別セミナー開催についてのお知らせ

    主題 1: 「不確かさの評価と関連する数学の基礎」        (内容例)
    主題 2: 「直流電圧の測定と不確かさの評価」            (内容例)

1.はじめに

電気計測のトレーサビリティや試験所認定の技術的側面に寄与をすることを目的として、2001 年4月より、MTAジャパンは活動を開始いたしました。2001 年度は(株)フルークと共同で「試験所認定制度と不確かさの評価」、「直流電圧の測定と不確かさの評価」と題するFluke/MTA Japanセミナーを開催いたしました。両セミナー開催時に参加者の皆様からいただいたアンケートをもとに、皆様のご要望に応えるべく、引き続き、いくつかのセミナーを計画しております。

2.オンサイト個別セミナーの内容
さて、Fluke/MTA Japan セミナーに加えて、2002 年度には、新しい試みの一つとして、オンサイトで行なう事業所別の個別セミナーを計画しております。先ず手始めに、上記のFluke/MTA Japan セミナー「直流電圧の測定と不確かさの評価」、および7月、9月のMTA Japan技術セミナー「不確かさの評価と関連する数学の基礎」において、MTAが独自に作成したコースノートを教材に、不確かさの理解をより良く深めていただくことを目的にした個別セミナーを開催いたします。
その個別セミナーの内容例2つを以下に示します。この個別セミナーでは、内容例から理解していただけるように、それぞれの企業の現場で計測器の校正業務に携わっておられる技術者の皆様に役立つように不確かさの評価についての基本的、実用的な理解を深めていただくことを目的としております。
また、セミナーの際に、皆様の日常業務で生じた疑問などについても、ご質問があれば適宜お答えしたいと考えております。
セミナー講師は、MTAジャパン技術担当取締役(元、経済産業省産業技術総合研究所電子技術総合研究所基礎計測部長)遠藤 忠です。 [講師紹介]


セミナ−内容の具体例 1:
 不確かさの評価と関連する数学の基礎

試験所(校正事業所、試験事業所)認定制度において、測定結果に不確かさの評価を 取り込むことが必然となってきています。かかる環境の下、測定の不確かさの評価の 方法についての指針を与える文書としてISO-GUM (Guide to the Expession of Uncertainty in Measurement) が存在し、世界中で広く利用されてきております。そこでこのセミナーでは、 現場の計測技術者の方々が自信をもって試験報告書(校正報告書)を作成できるように、 ISO-GUMに基づく不確かさの評価法とその背景にある数学的な基礎の理解を深めることを 目的とします。
(1日目)
I : GUMの理解に必要な数学の基礎の復習
       1.サンメーション記号
       2.微分、偏微分の基礎
       3.積分の基礎
       4.テーラー展開
II : 繰返し測定データの統計的取扱いにいついての数学的基礎
       1.母集団と標本
       2.母集団のパラメータ(期待値、平均値、標準偏差)
       3.標本のパラメータ(標本平均値、標本標準偏差、自由度)
       4.自由度とt−分布
III : GUMに基づく測定の不確かさ評価の概要
       1.GUMに基づく不確かさ評価のバジェット表
       2.従来の誤差評価とGUMに基づく不確かさ評価の差異
       3.タイプA評価、タイプB評価
       4.GUMに基づいた不確かさ評価のプロセス
(2日目)
IV : 不確かさ評価の一般原理
       1.不確かさ評価の背景にあるもの
       2.不確かさ評価の一般原理
V : GUMに基づいた不確かさ評価の数学的取扱い
       1.考慮すべき不確かさ要因の列挙と測定の数学モデル化
         &nbsp1.1 測定の数学モデル一般形式
         &nbsp1.2 測定の数学モデル化の手順
       2.測定の実施
       3.測定の導出
         &nbsp3.1 測定値導出の一般形式
         &nbsp3.2 測定値導出の手順
       4.不確かさ(不確かさ成分)ごとの不確かさの評価
         &nbsp4.1 タイプA評価、タイプB評価と標準不確かさ
         &nbsp4.2 各不確かさ要因毎の標準不確かさの導出例
       5.統合標準不確かさの導出
         &nbsp5.1 統合標準不確かさの一般形式
         &nbsp5.2 初歩的数学による統合標準不確かさの誘導と感度係数の意味合い
         &nbsp5.3感度係数の導出例
         &nbsp5.4統合標準不確かさと確率
       6.拡張不確かさの表明
         &nbsp6.1拡張不確かさの一般形式
         &nbsp6.2拡張不確かさの決定
(なお、1日目または2日目の内容だけの1日間セミナーもできます。)


セミナ−内容の具体例 2:
 直流電圧の測定と不確かさの評価

Fluke/MTA Japan セミナーでは、ここに記す内容を3日間掛けて講義、質疑応答を行いました。この個別セミナーでは 2日間に短縮して講義、質疑応答を行ないます。
1.不確かさの評価を考える前に
1.1. 電気量測定のトレーサビリティと試験所認定制度
1.2. 試験所認定制度における不確かさの評価の必要性、不必要性
1.3. 校正事業所に見られる電圧測定(校正)法の分類
1.4. 測定(校正)とは
2.不確かさの評価のための数学的背景について
2.1. 従来の誤差論あるいは統計論の復習
2.2. ISO-GUM に基づく不確かさの評価
3.ISO-GUM に基づいた不確かさの評価をよりよく理解するための補足事例
3.1. 誤差、不確かさと見落とし
3.2. Type A と Type B の不確かさ
3.3. 不確かさの伝播則
4.電圧校正と不確かさの評価のプロセス
4.1. 不確かさの評価の手順
4.2. 測定系の設計と作製
4.3. 測定
4.4. 不確かさの評価
5.DVM (Digital Volt Meter)の性能評価の一提案
5.1. DVM (あるいは DMM)の性能評価法
5.2. DVM 性能評価のための一提案
5.3. DVM の具体的な性能評価法の提案
5.4. DVM 性能評価への最小二乗法の適用
5.5. 回路設計と回路動作
5.6. 測定実験と結果


3.開催日時
申し込みいただいた皆様とご相談の上、適宜決めたいと考えております。即刻出向けるように準備は整えております。

4.費用
一事業所当り1日につき 50,000 円(2日間で 100,000 円)プラス交通費と宿泊費の実費。

5.申し込み先
e-mail あるいは Fax、電話にて、MTAジャパン 沼知朋之あるいは遠藤 忠宛に直接お訊ねください。お訊ねをいただき次第、弊社からご連絡を差し上げます。
e-mail アドレス、Fax 番号、電話番号はこのページの最後にあります。

以上、よろしくご検討いただくようお願いいたします。

2004 年 1 月
MTAジャパン株式会社 代表取締役 沼知 朋之




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